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とかち・帯広サウナ旅(2)十勝まきばの家

これぞ本当のバレル(樽)サウナ!?
池田町ならではのアレをリメイクしたサウナ

 

北海道生活12-1月号の 「北海道を感じる旅、スノーシーズンの楽しみ方。」 で紹介された、十勝・帯広エリアの「サウナパスポート」

 

1回目では帯広駅にほど近い市街地中心部にある「森のスパリゾート 北海道ホテル」さんで、ホテルでの快適サウナライフを体験。あまりの快適さにずっしりと腰が重くなりつつ、後ろ髪を引かれる思いで別れを告げ、次に来たのが帯広から車でおよそ40分の池田町。
こちらで日本初の物を使った屋外サウナが楽しめるとのことで行ってきました。

 

池田町といえばワインの町として有名で、小高い丘に建つワイン城はまちのランドマークにもなってます。

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そんなワイン城から車で約5分程度走った場所にあるのが「十勝まきばの家」。

 
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こちらは豊かな自然に囲まれた中に全7棟の一棟貸切コテージに泊まれる宿泊施設で、敷地内にはカフェレストラン、屋内&屋外のドッグランなどを併設。広大な十勝平野を見下ろすロケーションでゆったりとした時間を過ごすことができます。

 

そして2021年7月に誕生した、日本初のサウナというのがこちら!

 
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池田ワイン城で実際にワインの熟成樽として使われていたものを再利用した「ワイン樽サウナ」です。この樽は、実際に1988年から2015年までの27年間、毎年1万本のワインを熟成し続けたもので、その大きさは8,000Lのものが2つ、7,000Lのものが1つの合計3つ。

 

写真ではその大きさがちょっとわかりづらいので、アテンドしてくれた帯広観光コンベンション協会・草森さん(前回記事ではすっかり登場させそびれてました)にもいっしょに写真に入ってもらいました(笑)

 


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ついでにまだ温めていない樽の中にも。

 


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定員は樽1つあたり3名までだそうですが、大人3人入ってもそれほど窮屈には感じません。

 

樽の外側にはワイン城で使用されていた時のシールがそのまま残されています。

 
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それでは早速温めてあるワイン樽サウナ入ってみましょう。
扉を開けるとすでにほんのりワインの香りが。

 


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窓をのぞくと、秋晴れの空と十勝の自然が目に入ります。

 

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少し温まってから、お待ちかねのロウリュタイム。
サウナストーンに水を回しかけていくと・・・

 
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樽に蒸気が広がっていくにつれ、さらにワインの香りも樽いっぱいに広がります。

 

アロマ水などを使わうことなく、香りに癒されながらじっくりと温まっていきます。

 

そして10分後。充分に汗が噴き出してきたところで樽を脱出!
ここで屋外サウナの醍醐味のひとつ。水風呂に入るよりも先に、一旦直で大自然の空気に触れられること。これがとてつもなく気持ちよいのです。

 

そして水風呂へ。

 


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実は水風呂も実際の貯蔵樽だったそうで、500L入り。ちょうど一人で入るのにピッタリなサイズです。
ちなみに樽の内側にあるほんのり白みがかった部分は、ワインを貯蔵している時にできる結晶で、すこしずつ水に溶けることで、水風呂でもワインの香りを感じられます。

 

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そして、改めて外気浴。サウナで悪いものを輩出して、大自然のきれいな空気を取り込んで、とても体に良さそうな気がします。(あくまでも個人の感想です)

 

それにしても、もはや「ととのう」を通り越して、熟成されてしまいそうな、とっても気持ちよいサウナ体験でした。
控えめに言ってワイン樽サウナサイコー。

 
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・・・と、今回はここでは終わりません。
サウナを存分に楽しんだ後は、同じ敷地内にあるレストランへ。
こちらでおすすめのサウナドリンクとサウナ飯があるということで、いただいてみたいと思います。

 

まずはサウナでカラカラに乾いたのどを潤すサウナドリンクを。

 

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無塩の自家製ミニトマトジュースを炭酸で割った「まきばのトマトソーダ」。
ミニトマトジュースがとても濃厚なので炭酸で割るとちょうどさらっとした呑み心地。
塩や砂糖は無添加で、トマト本来の甘みを感じるヘルシーなサウナドリンクです。
「オロポ」とはまた一味違ったここならではの一杯でした。

 

サウナドリンクで一息ついた後は、いよいよお待ちかねのサウナ飯です。
どんっ!


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「やばいサイズのまきばチーズバーガー」!!
ふざけてません、メニュー名です。

 

こちら、元SM〇Pの木村さんが良く「みっけ」る某バーガー屋さんの6倍以上となるお肉の量のハンバーグを挟んでいる「やばい」やつです。
しかも、単にボリュームがあるだけでなく味も抜群。大きな口をあけて、バンズと一緒にかぶりつくと「がっつりお肉」からあふれる肉汁と一緒に挟まれているチーズ、そして自家製トマトソースとの相性がぴったり。

 

ボリュームが気にならないくらいペロリと完食いたしました。
ごちそうさまでした。

 

最後に、今日は泊まらないのですが宿泊用のコテージのほうも見せてもらいました。
ツインベッドの部屋には、エアコンや暖房、シャワールームが完備されています。
また、コテージ本体に隣接しているガゼボという食事専用棟ではBBQなど食事を楽しむことができます。

 

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お部屋にはハンモックが設置されているのもうれしい

 

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・・・ってかおい、ハンモックに何かいるぞ。アテンドはどうした???
すみません、演出です。草森さんに協力してもらって乗っていただきました。ありがとうございました。

 
 
十勝まきばの家
〒083-0002 北海道中川郡池田町清見144
TEL:015-572-6000
https://makibanoie.com/
 
十勝まきばの家 森のカフェレストラン
営業時間 11:00~17:00
定休日 毎週火曜日(GW、お盆は営業)
 
 
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