title_test2

 

北海道生活12-1月号の 「北海道を感じる旅、スノーシーズンの楽しみ方。」 で紹介された、十勝・帯広エリアの「サウナパスポート」

 

記事を作っているうちに、どうしてもサウナ入ってみたくなり、帯広観光コンベンション協会さんに問い合わせてみたところ、ぜひ体験してみてくださいとお誘いをいただき行ってまいりました。

 

しかしながら、ワタシに与えられたスケジュールはわずか1日、つまり日帰り。
にもかかわらず、「あそこも、ここも言ってみたい」、「おすすめの立ち寄りスポットはありますか」などと無茶ぶりした結果、サウナ2か所とスイーツ店3店舗を一気に駆け巡る強行スケジュールが誕生!果たして、無事にととのうのか。というか、ととのっている暇があるのだろうか・・・

 

色々と気になる点は尽きませんが、これから3回に分けてご紹介していきます。
とかち旅行の参考にしてもらえれば幸いです。(実際に旅行する際には、じっくり堪能できるよう、1~2泊するのがおすすめですよ)

 
とかち・帯広サウナ旅(1)北海道ホテル

本場・フィンランド式ロウリュが、
十勝ならではの“アレ”で、十勝式に進化!?

 

さて今回の日帰り強行旅をするにあたって、うっかり道に迷ったりする時間の余裕もないので、地元に強いナビ役をお願いしてみたところ、帯広観光コンベンション協会の草森さん(←かわいい!)にアテンドしていただきました。

 

まずはサウナ一軒目。「森のスパリゾート 北海道ホテル」さんです。
帯広駅から車で約5分とアクセス抜群の市街地にありながら、中庭にはエゾリスも暮らす豊かな森があり、静かな時間を過ごせるアーバンリゾートホテルです。

 

gaikan_hokkaido_hotel
 

早速サウナへ入ろうと大浴場に向かって館内を歩いていると、

 


hokkaidohotel02

 

大浴場のちょっと手前に北海道でおなじみの木彫りのアイツがサウナハットを被ってお出迎え。(不意に現れたので、慌ててシャッター切ったら画像がぶれてましたスミマセン)

 

気を取り直して大浴場へ入っていきます。

 
hokkaidohotel03
 

出ました。北海道遺産「モール温泉」。茶褐色のお湯は泥炭層に含まれる植物性の成分で、とろっとした感触。湯上りには肌をすべすべにしてくれる天然の化粧水のような温泉です。
 
しかし、今日の主役はあくまでもサウナ。思わず長湯してしまいそうなところをグッとこらえて、ほどほどに温まったらサウナへIN。

 


hokkaidohotel04

 

しっかりと温まってる室内で、温泉につかった効果もあったのか、すぐにじわりと汗が出てきます。
 
ここでロウリュをするのですが、ここで十勝ならではの進化型ロウリュが体験できるのです。

 
hokkaidohotel05
 

サウナストーンにかける水が先ほどの「モール温泉」!通称「モーリュ」と呼ぶそうです。心なしかサウナ内に広がる蒸気がいつもより肌がしっとりしているように感じます。(※ちなみに普通の水を使ってのロウリュも可能です)
 
そして、サウナに入ってすぐ気になっていたのがこれ。

 
hokkaidohotel06
 

出入口に向かって右側の壁に輪切りの木がたくさん張り付けられています。
 
最初は「デザインかな~」くらいに思っていたのですが、聞いてみると、十勝産の白樺の木だそうで、単なる飾りつけだけの理由ではなく、この輪切りの木に向かって水やモール温泉をかける「ウォーリュ」の為に張り付けているとのこと。早速かけてみるとサウナ内にじわーっと白樺の木の香りが広がって、まるで森と一体となっていくような感覚です。

 
hokkaidohotel07
 

しっかりと温まった後は、水風呂へ。

 
hokkaidohotel08
 

これも普通の水風呂に見えて実は、日高山脈から十勝平野へと流れる「札内川」伏流水の水風呂。これまでに何度も清流日本一に選ばれたという「札内川」の名水でしっかりと体を冷まします。しかも、男性浴場側の水風呂にはこの名水が飲める蛇口が別途ついているのがうれしい仕掛け。

 

水風呂から上がった後は、露天風呂に設置されている椅子で外気浴。

 


hokkaidohotel09

 

気持ち良すぎて「もう1軒目だけで終わっていいんじゃないかな…」なんて頭をよぎりますが、そうもいかないのでしぶしぶ脱衣所へ戻り、服を着ました。

 

さて、こちらの北海道ホテルではサウナ好き注目のお部屋も誕生していました。
ホテルのかたのご厚意で見せていただいたのが、こちらの「SAUNA TWIN~TOTONOE~」。

 
hokkaidohotel10
 

2020年4月に誕生したお部屋で、名前の通りプライベートサウナが付いた客室になっています。

 


hokkaidohotel11
 
hokkaidohotel12

 

プライベートサウナでもセルフロウリュが可能なうえ、客室にはテラスがついており、リクライニングチェアを設置。バスタブを水風呂にすることで、サウナ→水風呂→外気浴をプライベート空間で思う存分繰り返すことが可能。まさにTOTONOEルームです。

 

hokkaidohotel13

 

テラスにはガス暖炉も設置されており、炎の揺らめきを見つめながら外気浴しようものなら、もはや無我の境地にたどり着けそうな気すらしてきます。
(※暖炉は、冬期間使用できません。)

 

「これはぜひ泊まりたい!」と思いましたが、大変人気のルームになっているそうで、週末はかなり先まで予約が埋まっているそう。平日もかなり予約が入っているらしく、予約を取るのは結構難しそうでした。残念。

 

サウナツインはもちろん、大浴場のサウナも大満足の北海道ホテル。
とかち・帯広旅行の際には、ぜひ泊まってみたいものです。
(大浴場やサウナは日帰り入浴も可能です)

 
 
森のスパリゾート 北海道ホテル
〒080-8511 北海道帯広市西7条南19丁目1番地
TEL:0155-21-0001
https://www.hokkaidohotel.co.jp/
 
 
第2回 十勝まきばの家
これぞ本当のバレル(樽)サウナ!?
池田町ならではのアレをリメイクしたサウナ

 
 
第3回 菓子の家・あさひや・トテッポ工房
とかち・帯広サウナ旅(番外編)
サウナだけで帰るのはもったいない“スイーツのまち”帯広のオススメスイーツ店